第5回:小役狙い打法 2001年10月20日(土)
以前、ドンちゃん2を特集したときにも紹介したのだが、大花火にもやはり小役狙い打法は存在する。手順としてはいくつかあるのだが、今回はその中でも一番取りこぼし率が低くて信頼性が高い手順を紹介する。なお、この打法を覚えることのメリットとして、後々紹介するビッグボーナス中のリプレイハズシ手順をマスターしやすくなることも挙げられるので、覚えていて損はしないと思う。
まずは、大花火のリール配列を紹介しよう。
ドンちゃん2の回でも書いたが、左リールで取りこぼす可能性のある役はチェリー。山も取りこぼす可能性は高いのだが、今まで何度か言っているように、予告音が鳴らない限り山が揃う可能性はゼロなので、ぶっちゃけたことを言えば予告音が鳴ったときにだけ小役狙い打法を使えばよい。ただし、チェリーは予告音に関係なく揃うので、チェリーも取りこぼしたくないと言う完璧主義者の方は、毎回小役狙い打法で打つことをお薦めする。なお、適当打ちの場合と小役狙い打法の場合での1000円当たりのゲーム数の差は0.1ゲーム程度であり、効率性の面から言えば劇的な効果があるとは決して言えないが、成立フラグを察知しやすい点や小役の取りこぼしがないこと、そして上で述べたとおりリプレイハズシ手順の参考にできる点などメリットは多いので、利用価値は高いと思われる。
では、いよいよ本題に入る。左リールに狙う絵柄は、P番のBARである。こいつを下段に止めること。この位置ならば、チェリーも山も取りこぼしはない。BARがリール内のどこに停止するかで、成立可能性のあるフラグを以下で説明する。(ただし、目押しミスの場合は以下の限りでない)
@BARが上段に停止…リプレイ、ハズレ、チェリー(取りこぼし)、ボーナス
ABARが中段に停止…リプレイ、三尺玉、ハズレ、ボーナス
BBARが下段に停止…三尺玉、山、ハズレ、ボーナス
CBAR枠外、チェリー枠内…チェリー
DBAR・チェリーとも枠外、七が下段に停止…リプレイ
左リールに狙う絵柄は、常にBAR。以後は、予告音が鳴ったかならないかで打ち方が変わる。
1)予告音が鳴らなかった場合
予告音が鳴らなかった場合は、山役を取りこぼす可能性がないため、中・右リールは適当押しでOK。チェリー役は左リールだけでカバーできるので問題なし。
2)予告音が鳴った場合
順押しでもかまわないが、敢えてお薦めしたいのはハサミ打ち打法。右リールに七もしくは右リール下段にBARを狙う。BAR狙いの場合は、下段に狙うことが必要。上段にBARが止まってしまったら、山を取りこぼす可能性があるからだ。もし山がテンパイすれば、中リールにも七を狙う。これで山の取りこぼしはなし。山がテンパイしなければ、中リールでの取りこぼしはないので適当押しでじゅうぶん。
@右リール七狙いの場合
七が右リール上段に停止すれば、三尺玉or山の小役テンパイハズレ型。中リールを止めて、三尺玉も山も揃わなかったらボーナス確定。七が右リール中段に停止すれば、まぁほぼハズレ。中リールで確定するリーチ目に期待、もしくは4thリールに期待。続いて七が右リール下段に停止すれば、この時点で2リール確定。中リールは適当でよし。七が枠下に止まった場合は、ハズレor山orボーナス。中リール中段に三尺玉もしくは山が停止すればボーナス鉄板。
A右リールBAR狙いの場合
BARは必ず下段に狙うこと。BARが右リール下段に停止すれば、山テンパイハズレ型。予告音無しでこの停止型なら2リール確定。もちろん予告音アリでも山がはずれればボーナス確定。続いて、枠下にBARが停止した場合はハズレorボーナス。4thリールアクション次第で2リール確定になる目だが、中リール上段に七が止まればビッグボーナス確定だ。さらに、2コマすべりで右上段にチェリーが止まった場合は、三尺玉or山orハズレ。目押しミスならばボーナスの可能性もあるが、しっかり目押しができている場合ならばほぼ三尺玉で確定。
さて、次回はいよいよリーチ目特集。小役狙い時に出現するリーチ目にしぼって紹介するが、その他の場合にも利用できる汎用性の高いパターンもいくつか紹介したいと思う。