第4回:モード移行 2002年10月6日(日)

前回、ボーナスゲーム放出のカギを握るST解除について説明した。ネオプラネットにおいては、STが解除されない限りボーナスを揃えることができない。STがすぐに解除される台ならば、それだけボーナスゲームに突入しやすい、すなわち勝つ確率が高い。このST解除確率に影響を及ぼすのが、モードと呼ばれるものである。STゲームに突入すると、内部的に必ずあるモードに滞在し、ボーナスゲームに突入するたびにモード移行の抽選が行われる。滞在モードの種類は6種類であり、それぞれのモードで連チャン性能に違いがある。まずは、各モードの特徴について説明しよう。

 @通常モード
ネオプラにおいて、基本となるモード。ほとんどがこのモードに滞在しており、他モードへの移行確率も低くなっている。設定ごとに通常パンク抽選確率に差がついており、高設定ほど解除確率が高くなっている。通常パンク抽選の当選確率は、設定1で約1/820、設定6でも約1/250程度だが、小役パンク抽選などを加味した総合パンク確率は設定1でだいたい1/240くらいとなり、大ハマリの可能性はあまりない。

 Aハマリモード
その名が示すとおり、ハマりやすいモード。通常パンク抽選確率は全設定共通で1/1024。もちろん、解除確率が高いチェリー解除などを加味していない値なので、実際の平均的な解除確率はだいたい1/250程度に落ち着くが、逆に言うとチェリー解除などの助けを借りないとST解除はとても望めない。

 Bチャンスモード
パンク解除確率は通常モードとまったく同じなのだが、他モードへの移行確率が通常モードと異なる。特に、以下で説明する連チャンモードへの移行確率が高くなっているため、ST解除後の連チャンに期待できる。

 C連チャンモード
これまたその名のとおり、連チャンしやすいモード。連チャンしやすい、すなわちボーナスの放出確率が非常に高くなっており、通常パンク抽選確率は全設定共通で約1/64。100ゲーム以内のボーナス放出が見込める。また、連チャンモードから連チャンモードに滞在する確率は約1/3であり、期待連チャン回数は3回程度

 Dビッグバンモード
ネオプラにおけるプレミアモード。通常パンク抽選確率は連チャンモードと同じだが、一度ビッグバンモードに突入すると、その滞在率は実に90%であり、大連チャンが望めるのだ。ただし、他モードからビッグバンモードに突入する確率自体が大変低くなっており、まずお目にかかれないモードである…。

 Eモーニングモード
基本的には、設定変更後の台が滞在するモードなのだが、ごくまれに他モードからの移行で突入することもある。これもその名のとおりで、ボーナスの放出確率が非常に高い。その確率は連チャンモードと同一であるが、やはりモーニングというだけあって、モーニングモードに滞在する確率はほとんど0で、基本的に単発で終了する

以上の6つのモード間を移行することによって、ネオプラにおける連チャンやハマリなどの現象が生み出されるのである。最初に説明したとおり、基本的には通常モードに滞在していることが多く、時には一度も他モードに移行しない場合もある。しかし、設定変更後の台においては特別で、1/4の確率でモーニングモードに移行する。よって、設定変更後の台では小額投資での初当たりが期待できる。ただし、モーニングモードは基本的に単発で終了するため、初当たりが早かったからといって設定がよいかどうかは判別できないため、立ち回りに注意が必要である。

次回からは、いよいよネオプラにおける最大の特徴となっているELVisionについて説明する。

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