 |
|
|
|
|
 |
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
第１７回：ボーナスゲーム ２００１年６月１９日（火）
第１回のパチスロの基本の項でも少し触れたが、通常ゲーム中にボーナスフラグが成立したあとにボーナス絵柄を揃えると、ボーナスゲームに突入する。ボーナスゲームにはビッグボーナスとレギュラーボーナス（スモールボーナス）の２種類があるが、まずはその違いを知っておこう。
１）レギュラーボーナス
「BAR・BAR・BAR」もしくは「七・七・BAR」を有効ライン上に揃えると、レギュラーボーナスに突入する。レギュラーボーナス中は１枚がけのJACゲームが１２回用意され、１２回中８回JAC絵柄（ドン２ではリプレイがJAC絵柄に相当する）を有効ラインに揃えるとゲーム終了。レギュラーボーナスに突入するとレギュラーインボーナスとして１５枚の払い出しがあり、そのあとのJACゲームではJAC絵柄を揃えることで１５枚の払い出しを得られる。JACゲーム中はリール制御によりリプレイの取りこぼしがほとんどなく、左リールの停止絵柄は七やドンちゃんでもかまわないので、適当押しでこなしても取りこぼす心配はない。
２）ビッグボーナス
「七・七・七」もしくは「ドンちゃん・ドンちゃん・ドンちゃん」を有効ライン上に揃えると、ビッグボーナスに突入する。ビッグボーナス中は３枚がけの通常ゲーム（小役ゲーム）が３０回用意され、３０回中３回JAC絵柄を有効ラインに揃えるとゲーム終了。なお、小役ゲーム中にJAC絵柄が揃うとレギュラーボーナスに突入し、レギュラーボーナスが終了すると再び小役ゲームに戻る仕組みになっている。小役ゲーム中はレギュラーボーナスと違って他の小役が揃う可能性もあり、ここでゲーム中の払い出し枚数を増やすことができる。ビッグボーナスが成立すると、ビッグインボーナスとしての１５枚の払い出し、また小役ゲーム中にJAC絵柄が揃うとJACインボーナスとして２枚の払い出しがある。
以上の説明を見ても分かるとおり、レギュラーボーナスよりもはるかにビッグボーナスの方が獲得枚数が多くなることは明らかである。もっとも全設定を通じてビッグボーナスの当選確率はレギュラーボーナスの当選確率より高くなっているので、過剰な心配はいらない。それでは、ボーナスフラグ成立後の打ち方について説明していこう。
パチスロの目的はより多くのコインを獲得することであるから、できる限り消費コインを減らし、獲得コインを多くする方がよい。消費コインを減らす方法としては通常ゲーム中に投入するコインの枚数を減らすのが一番よい。ボーナスフラグ成立後はボーナスゲームに突入するまでフラグ解消はあり得ないのだから、目押し技術があれば１枚がけの有効ライン上にボーナス絵柄を揃えることが可能である。ボーナス成立後の１枚がけのメリットは、
１）消費コインを減らせる
２）各ゲームの成立フラグが一目瞭然である
３）BBとRBを簡単に判別できる
１）については今説明したとおり、２）については、ボーナス成立後はハズレの可能性がない（ハズレのフラグが立てば、ボーナスが必ず揃う状態である）ので、有効ラインに停止した絵柄は必ず成立役である。また、１枚がけの場合は有効ラインが中段一直線のみになるので、BBのフラグ成立時にRBを揃えようとするとリール制御が働く（もちろん逆のパターンもあり得る）。これにより、ボーナス種類の察知が容易となる。
では、ボーナスフラグ成立後の１枚がけ打法について説明しよう。リールの停止順序は中→右→左が一般的である。まず狙うのは、中リールにBAR。BARが見えない人はドンちゃんを早めに押す方法でもかまわない。ボーナスフラグが成立しており、なおかつ当該ゲームで他の小役フラグが成立していなければ、必ずBARかドンちゃんが中リール中段に停止する。中リール中段にBARもしくはドンちゃんが止まれば、あとは右リールに同じ絵柄を狙い、有効ライン上に止まればそのボーナスが確定、１コマずれればもう片方のボーナスが確定する。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
↑中・右停止時点で、上記の目ならBB確定。
では、各ボーナス絵柄が中段からずれた場合を説明する。
１）中段に提灯停止→提灯確定
右リール適当押し、提灯が必ずテンぱるので、左リール上段にBARをしっかり目押し。中押しすると、左リールで全役取りこぼす可能性があるので必ず提灯を狙うこと。はずれればボーナスが成立していない可能性がある。
２）中段にリプレイ停止→リプレイ確定
右リール適当押し、リプレイが必ずテンぱるので、左リールに３連ドンちゃん狙い。揃わなければボーナス非成立の可能性も。
３）中リール上段にBAR、もしくは中リール下段にドンちゃんが止まった場合
涼の可能性もあるのだが、１枚がけ時の涼の当選確率はかなり低く、ボーナス非成立の可能性が高い。念のため左・右リールに涼を狙ってみよう。有効ライン上に涼が止まればまだ期待度高。
RB中は特に何の技術もいらないので、RB中の解説は割愛させていただく。次回はBB突入時の小役ゲームについて説明する。小役ゲーム中は、液晶によって当該ゲームの成立小役をすべて事前に告知してくれる。これによって、より取りこぼしの可能性が減るのだが、液晶演出の意味を知っていないとまるで役に立たない。次回では、BB中の液晶演出とその意味を徹底解説する。