第12回:色別ドンちゃん演出 その3…青ドン編 2001年6月6日(水)

いよいよ色別演出の最後、青ドンちゃんの演出について説明する。緑ドンと同じくかなりホールでも青ドンを選択している人がいるようだが、人気の秘密はやはりその単純さにあるのだろうか。青ドンの演出は、バンジー金魚すくい。がけの下から飛び上がった金魚を、がけの上からバンジージャンプでつかまえる荒技にチャレンジするのだが、その時につかまえた金魚の色と小役の関係が、ボーナス成立に大きな関わりを持つ。まずは、どのような金魚が出現するのかを見ていこう。

    

    


 1)赤金魚

赤金魚の対応役は2枚チェリー。つまり、赤金魚をつかまえた際に、2枚チェリーが出現しなければボーナス確定である。もともと2枚チェリーの当選確率はかなり低いので、液晶に登場した時点で少しアツい。

 2)黒金魚

こちらは4枚チェリー対応。金魚をつかまえた際に4枚チェリーが出現しなければよい。こちらも4枚チェリーの確率は低いので、ややアツ。

 3)青金魚

リプレイ対応の金魚。つかまえたときにリプレイが揃っていなければOK。リプレイは順押しやハサミ打ちの場合は取りこぼしがないので、ほとんど期待はできないものの、それ以外の小役のハズレ目が出たら2リール確定になる。

 4)黄金魚

提灯対応。こちらもつかまえたときに提灯が揃わなければよい。リプレイと同じく順押しやハサミ打ちでは取りこぼしがないので、期待度は激低。リーチ目に期待といったところか。

 5)緑金魚

涼対応。つかまえたときに涼が揃わなければよいのは他の金魚と同じだが、他の小役対応金魚と比べて期待度は高め。特にリール消灯のハズレ目が激アツ♪

 6)白金魚

ハズレ対応の金魚。他の金魚と違い、つかまえたらハズレ確定。すなわち、もしつかまえ損ねたらボーナス確定というもの。出現時点で小役のハズレ目が出れば2リール確定となる。

 7)金金魚

ボーナス対応の金魚。つかまえればボーナス確定だが、単体で出現することはほとんどない。

以上の通り、金魚すくいの場合は白金魚の場合をのぞけば金魚をつかまえて初めて意味があるという演出になっている。では、金魚のゲット成功率に関わる要素を説明しよう。

 1)金魚がどちらから飛び上がったか

崖下から飛び上がる金魚が、右から左へ飛んだか左から右へ飛んだかで成功率が変化する。右から左に飛んだ場合はほぼ100%の確率でゲット成功。期待度の高い金魚が飛んだらかなりアツい。

  

↑左から飛び上がった場合と右から飛び上がった場合。右からの方がゲット率高。

 2)突き飛ばされる方向

金魚が飛んだあと、葉月ちゃんが崖下にドンちゃんを突き落とす。金魚の落ちた方向に突き飛ばされればゲット率が高い

 3)落下中のドンちゃんの表情

落下中の表情にも注目。目が点でボーっとした表情で落ちていく場合は超高確率でゲット成功。逆に失敗するとボーナスの可能性が高い。普通の表情で落下する場合は、約60%ほどのゲット率。また、ドンちゃんが気合いを入れてじたばたと動き回る場合もある。この場合はあまり成功率が高いとは言えない…というか、あまり気合いが入りすぎて側壁に激突する場合もあり。。

    

↑左から普通、気合い、目が点バージョン。目が点ならほとんど金魚ゲット。

続いて、金魚ゲット率100%のプレミアパターンを紹介。

 1)金魚が2匹飛ぶ

通常は1匹しか飛ばない金魚が、両方向から2匹出現した場合はその時点でゲット率100%ととなる。小役対応が2匹飛んだなら、それぞれの小役がはずれた時点でボーナス確定。

 2)水の中に潜んでいる

金魚が落ちた方向と逆に飛んでいった場合、水の中にもう1匹金魚が潜んでいることがある。水の中にいた方の金魚をつかまえるとボーナス確定

また、金魚ゲット時のアクションもいろいろあって見逃せない。つかまえられなかったときのアクションを紹介しよう。なお、白金魚出現の際にこれらのアクションが出ればすべてボーナスである。

 1)中央の岩に激突

ドンちゃんが普通の表情で画面真下に落ちていった場合に登場。画面中央にある岩にぶつかってしまう。ハズレ確定。

 2)金魚のいない方向に落ちる

画面底辺の、金魚のいない側に寄って落ちた場合。こちらもハズレ。

 3)側壁に激突

気合いを入れた表情で落ちていったときに、画面側辺に消えていった場合。水の中に飛び込む前に壁にぶつかってしまう。ハズレorボーナス。

 4)金魚に逃げられる

気合いを入れて金魚のいる方向に落ちていった場合にまれに出現。つかまえた!と思ったら金魚がするっと逃げてしまう。その他のアクションとの関係でボーナスが成立することもある。

さて、以上の説明から、「金魚が右から飛んできたときに目が点の表情で落ちていくと期待度が高い」ことがわかるであろう。とくに黄色や青などの小役対応金魚の時はほぼ小役だが、チェリー対応の赤や黒の時はかなりアツい。また、緑金魚の場合も、涼をしっかり狙ってはずれたならばボーナス確定。ゲット率が高いアクションが起こった場合は、取りこぼしを避けるようしっかり小役狙い打法で打つように。

今回で、通常時の打ち方についての説明は終了。次回からはボーナス成立に関わる要素、リーチ目とリールフラッシュについて説明する。ドン2にはかなり豊富なリーチ目が用意されているが、特に小役狙い打法を行っている際に出現頻度が高いリーチ目を厳選して説明する。また、リーチ目ではないチャンス目の際のボーナス成立・不成立の分かれ目、リールフラッシュにもさまざまなものがある。初代HANABIから受け継がれたフラッシュの数々を紹介していくので、こちらもどうぞお見逃しなく。

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