第10回:色別ドンちゃん演出 その1…赤ドン編 2001年6月1日(金)

今回からは、色別のドンちゃんの液晶演出について説明する。まずその第1回目は、赤ドンちゃんの個別演出について。赤ドンの演出は、酔っぱらった赤ドンちゃんが酔っぱらって葉月ちゃんとデートしているところへ田吾作とぶつかることから始まる。ぶつかった直後に田吾作とのバトルが始まり、その勝負の行方でボーナスの期待度が変わる仕組みである。この時にボーナス期待度の変化に関わる要素は、以下のものである。

 1)ぶつかったときのドンちゃんの表情

 2)強気の表情だった場合に、どちらが先に攻撃を仕掛けるか

 3)バトルの勝敗

 4)負けた場合の田吾作の残りライフ数

それでは、ひとつひとつの要素について説明していこう。

1)ドンちゃんの表情、2)どちらが先に攻撃を仕掛けるか

ぶつかった直後に見せるドンちゃんの表情に注目。ほとんどの場合が弱気な表情を見せているのだが、もし強気な表情でバトルに臨んだら、その時点で小役かボーナスが確定。また、強気な表情を見せたときに田吾作から先制攻撃を仕掛けてきた場合は4枚チェリーor涼orボーナスとなり、さらに期待度がアップする。

  

↑左が強気なドンちゃん、右が弱気なドンちゃん。

3)バトルの勝敗、4)負けた場合の田吾作の残りライフ数

お互いにライフポイントが3ずつ設定されており、これは画面右上と左上の提灯の数で表示されている。(右がドンちゃんのライフ、左が田吾作のライフ)もちろん、バトルに勝利すればボーナス確定。それ以外のパターンでも、勝負の途中でドンちゃんが気持ち悪くなってバトルが終了する場合がある。この引き分けの場合にはリプレイorチェリーorボーナスが確定。また、もしバトルに負けてしまった場合でも、田吾作の残りライフに注目。もし田吾作の残りライフが1の状態でドンちゃんが負けた場合は、小役の取りこぼしorボーナスである可能性が高い。以上、引き分けや負けのパターンでは対応役のハズレ目が出現すればボーナス。

↑酔って気持ち悪くなって引き分けた場合。リプレイor2枚チェリー。

続いて、バトルに突入した場合の二人の必殺技(?)を紹介する。なお、説明中にある攻撃力とは、相手の提灯を減らせる数に対応している。攻撃力1ならば、その攻撃が成功した場合に相手のライフを1減らせるという意味である。

 ☆ドンちゃんの攻撃パターン☆

    

    

 1)回転アタック(攻撃力1〜2)

ドンちゃんがぐるぐると回転して、田吾作に体当たりする。この後引きわけになることが…。。

 2)目つぶし(攻撃力1〜3)

巨大なチョキで田吾作の顔面めがけて目つぶし攻撃。

 3)炎のコマ(攻撃力2〜3)

回転アタックよりも強力だが、よけられることもしばしば。当たれば実戦上、小役かボーナスだが、特に液晶中央で田吾作に首締めをくらったときにカウンターでこれを繰り出すと激アツ。

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↑これがカウンターアタック。決まれば激アツ♪

 4)ロケット単発(攻撃力1)

はっぴの中に仕込んでいる小型ロケットを1発発射。

 5)ロケット複数(攻撃力1〜3)

複数の小型ロケットを田吾作に発射する。当然単発よりも攻撃力は高い。

 6)特大ロケット(攻撃力3)

ロケットを上空に打ち出すと、特大ロケットが落下してくる。田吾作に直撃すればボーナス確定。

 ☆田吾作の攻撃パターン☆

    

 1)水風船(攻撃力1〜3)

赤ドンを丸めて水風船のように地面に数回叩きつける。叩きつけた回数で攻撃力が変化。

 2)柏手アタック(攻撃力2)

赤ドンを大きな両手で挟むようにしてひっぱたく。

 3)首締め(攻撃力1)

赤ドンのはっぴの襟を持って、空中に持ち上げて首を締める。

最後に、プレミア演出である以下の図をご覧いただこう。

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つかみ合った瞬間に二人が仲直りしてしまった場合、ボーナス確定。さらに実戦上ではほとんどがBB確定という、超アツなパターンである。未だにやまきも実際に出現しているところは見たことがない…。。


さて、次回は緑ドンちゃんの個別演出を説明する。こちらもいろいろな要素が絡み合って期待度が上がる仕組みになっており、ひとすじなわでは覚えきれない演出だが…どうぞお楽しみに。

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