第52回 研究テーマ:Regulus 攻略 2001年6月21日(木)
とうとう、5th styleの新曲の攻略レポートも、この曲を紹介して一段落といったところか。もともと隠し曲に指定されていた楽曲で、同じく5th styleにて新しく収録されたハウストラック「OVER THE CLOUDS」のインストゥルメンタルバージョンである。難易度的には天地の開きがあると思われるが、何ともアッパーな曲調がクリア達成時の爽快感を一層高めている感がある。ちなみに出現条件は、どの楽曲でも192939点以上とってクリアするというものだったようだが、今となってはどうでもいいですね。。
<やまき的楽曲難易度評価:★★★★★★★>
<序盤>
まずは、オープニングの以下の譜面から。
この部分の譜面は、終盤にも発展型が出現するので、基本の運指をここでマスターしておいた方がよい。やや2P側に不利かと思われるが、決して攻略できない譜面ではない。階段譜面が多いが、ところどころに32分の階段部分もあるので、オブジェ配置に注意して譜面をご覧いただきたい。
また、以下の譜面を。
スクラッチと階段譜面が絡む、ひとつの難所であるが、ここもやはり2P側プレイに不利か。ただし左手でもスムーズに階段譜面を取れるだけの技術があれば、特に問題はないはず。4小節目など、2P側プレイだとかなり右に偏った譜面となるが、できれば鍵盤は左手、スクラッチは右手で分けてプレイ。左手による鍵盤感覚の修得には適した曲と言えるので、左手がスムーズに動かないという人はこの曲で練習しよう。これだけのレベルの曲でキレイに左手で弾きこなせれば、かなりの熟練者であろう。
<中盤>
中盤の難所、以下の譜面を。
階段譜面のオンパレードといったカンジになっているが、1・2小節目の中心譜面は6→5→4→3→2→3→4→5の繰り返し。こちらを右手で叩き、そのほかのおまけの譜面を左手で取ればうまくいくはず。2小節目にあるスクラッチと鍵盤のコンビネーションの部分は、2P側プレイヤーにとっては鬼門。ここはスクラッチを無視して鍵盤を取るだけでもかまわないだろう。3・4小節目も、階段部分を右手で取れば問題なし。4小節目の頭にある階段は24分譜面なので、気持ち早めに鍵盤をすべらすように取るとうまくいく。
<終盤>
終盤の追い込み部分にあたる、以下の譜面。
ここも鍵盤とスクラッチが複雑に絡み合う難所。またこの部分で登場する階段譜面には24分譜面や32分譜面の部分もあり、単調な16分譜面ではないので注意が必要である。ここでもスクラッチと鍵盤が絡む部分に関してはスクラッチ担当の手と鍵盤担当の手をなるべく分離すること。ここを抜ければ、序盤で紹介した譜面の発展型が登場して終了。序盤がある程度叩ければゲージ維持は可能なので、ここの部分でゲージが80%残っていればクリアは近い。
<最後に…>
この楽曲の全譜面は、こちらにて紹介している。譜面をマスターしたい方はぜひご覧いただきたいと思う。
第51回 研究テーマ:sync 攻略 2001年6月16日(土)
タイムリリース曲に指定されていた曲のひとつ。近頃はやりのエピックトランスやユーロトランスと違った、どっしりとしたゴアトランス系の曲調であり、なんとUDXシリーズではおなじみの人気コンポーザー、dj TAKA氏とTaQ氏のコラボレーション曲。このお二人の名前が画面に並んだだけでもディープなファンにとっては垂涎ものなのだが、やまきも初めてプレイしたときは「おおおおっ!!」と思ってしまった…難易度はやや高めだが、Vに並んでクリアしたい曲ではないだろうか。
<やまき的楽曲難易度評価:★★★★★★>
<序盤>
まずはこの譜面から。
1〜3小節目はこの譜面の直前に登場する譜面の発展形なのだが、裏拍に絡む青鍵盤が厄介なところ。その代わり、規則性は失われていないので、青鍵盤を無視すればかなり簡単な譜面に早変わりする。とはいうものの、いくら3小節目までとはいえ全部の青鍵盤を無視するのはちょっといただけない感もある。というわけで、どうしても全部叩けない、という方には6番だけを無視する方法をおすすめする。ちなみに4小節目以降もなかなかの難易度。やまき的にもこれぞ!という攻略法は未だ確立できておらず、目押しに頼っているのが現状。
<中盤>
ややおとなしい譜面がしばらく続く。ここでひとまずゲージを回復させたいところであろう。そして終盤に向かうにつれて、だんだん譜面がきびしくなってくる。きびしくなると言っても、序盤で紹介した譜面のようにそれ以前で登場した譜面が発展するパターンが多いので、甘い譜面のうちにパターンをつかむことが重要。
<終盤>
以下の譜面。
ここがいわゆる最後のヤマ場にあたる譜面。前半4小節は充分目押しでも対応できる範囲。後半4小節になると、なかなか反射神経がいるのではないだろうか。こういった譜面の攻略法は今までにも何度か紹介したとおり、ある程度譜面の流れを把握しておくことである。譜面をよく見て、運指のイメージトレーニングをしておこう。BPMはそこそこなのだが、一気にこれだけのオブジェが降ってくるとなると予想以上に手こずるもの。これほどの難易度の曲にチャレンジするだけの力がある人ならば、かなりのレベルの運指法をマスターしていると思われるので、イメージを作るだけならばそれほど苦労しないと思う。あとはプレイを重ねて体で覚えるのみ。ここを抜ければ8小節ほど簡単な譜面が続いて終了。ここを抜けた時点でゲージが60%も残っていればクリア可能であろう。
第50回 研究テーマ:VIRTUAL MIND 攻略 2001年6月10日(日)
5th styleの隠し曲に指定されていた、ヒップホップ。出現条件は、「Dance ManiaX」出身の曲3曲(Mobo★Moga,Kiss me all night long,Broken my heart)を1ゲーム中でクリアするというものであった。今では全部の隠し曲が解禁されているゲーセンがほとんどなので、どの隠し曲も基本的にSTAGE2から選べることになっている。
<やまき的楽曲難易度評価:★★★★>
<序盤>
それほどきびしい譜面は登場しないが、以下の譜面が要注意部分。
5・7番の32分連打に注意。なかなかこの部分はオブジェのタイミング通りにきれいに叩ける人はいないと思う。攻略の手口としては、同時押しを利用するのが一番。5・7番同時押しの16分連打で切り抜けてしまおう。ヘタに32分連打を狙うと、BAD連発でゲージを大きく減らしかねない。
<中盤>
やはりここにも、というべきか。以下の譜面。
1・2小節は問題無しとして、3小節目の32分連打はかなり曲者かと思う。もちろん5・7の32分は右手で、1・3の32分は左手で取る。3小節目と4小節目のつなぎ目は、4小節目アタマの3・6番同時押しを左手だけで取るようにするとうまくつながると思う。
<終盤>
最後の方になってくると、バラバラとたくさんオブジェが降ってくるので初見の場合はかなりの反射神経が要るかもしれない。でも基本のリズムパターンは終盤に入るとほぼ一定なので、落ち着いて譜面を見て叩いていこう。以下の譜面。
これは曲の一番最後に登場するのだが、7・8小節目がどうも苦手でいつもクリアを逃す、という人もいるかもしれない。7小節目の終わりから8小節目にかけて、譜面で見てみると運指法が一目瞭然なのではないだろうか。譜面を研究して、イメトレを充分行ってからチャレンジすると、案外簡単にクリアできてしまって拍子抜けしてしまうものである。
第49回 研究テーマ:Give Me A Sign 攻略 2001年6月6日(水)
軽快でノリのよい2STEP。前作収録の「Nasty!」のようなハネの譜面が各所に登場し、目押しスコアラー泣かせのオブジェ配置になっているが、サウンドを意識してリズムに乗って、ノリノリで叩けば光GREAT間違いなし♪体全体でグルーブを感じて楽しめる一曲。なお、この曲にはダブルバトルプレイに限りAnotherがあるとの情報。やまきはダブルプレイヤーではないので、よく分かりませんが…。。
<やまき的楽曲難易度評価:★★★★☆>
<序盤>
この曲の基本となるリズムパターンがここで登場する。今後のパターンも、ここで登場するパターンの発展型になっていて、曲全体をつかむのに重要な部分となっている。譜面は中盤部分で掲載するが、序盤のうちにリズムをつかんでしまうと非常に攻略が楽になる。
<中盤>
まずは以下の譜面から。
スクラッチと白鍵盤だけから鳴る単純なパートのように見えるが、微妙な32分ハネが厄介。スクラッチのタイミングは4分刻みで一定なので、鍵盤の方に注意を向ける。特に3小節目から始まる1と3の交互押しに要注意。曲全体のテンポはゆっくりめなので、オブジェを引きつけて叩くこと。特にスコアアタックに興味がないという人ならば、16分単位の正則リズムで簡単に乗り切ることができるが、この場合もできるだけ1番を叩くときに、気持ち遅めに叩くのがポイント。
続いて、以下の譜面。
序盤で挙げた基本リズム。このパターンもしくはこれに準じるパターンが、終盤に入ってたくさん登場する。スクラッチの入り方もほとんどこの基本通りなので、序盤でリズムパターンを覚えて、中盤以降でオブジェパターンを把握するのが攻略の近道。1・2小節目と5・6小節目はよく似ているが微妙にタイミングが違うのに気づくだろうか。叩くオブジェはまったく一緒なのだが、32分ハネの譜面になっているかそうでないかの違いがある。細かい違いだが、スコアアタッカーは十分注意が必要。実際ここで挙げている譜面は16分単位のグリッドが入っているから譜面の違いがわかりやすいが、ゲーム画面では小節単位のグリッドしか入らないので、微妙なオブジェのズレは体で叩くリズムを覚えていくしかない。
<終盤>
中盤最後の方に少しごちゃっとしたオブジェ乱打地帯があるが、この部分の譜面は割愛。少し忙しい譜面でなおかつところどころにハネが入るので、スコアアタッカーにはきびしい譜面。そこを抜ければ、上で挙げた譜面パターンの登場、そしてそのまま終了という流れになっている。とにかくクリアに関しては、上の譜面パターンが命ということで、頭に入れておいていただきたい。
第48回 研究テーマ:Estella 攻略 2001年6月3日(日)
ビーマニシリーズでは最近収録され始めた、ワルツタイプの楽曲。スパニッシュワルツというジャンル通り、どこか熱く情熱的な雰囲気を醸し出している。Osamu Kubota氏の楽曲はこのほかにもいくつか収録されているが、やまき的にはどれもお気に入り。特にピアノ系のPrestoとかViennaとか、最高〜♪
<やまき的楽曲難易度評価:★★★★☆>
<序盤>
まずはイントロ部分の以下の譜面。
やや変則的に見える譜面だが、運指パターンは基本通りでかまわない。リズムに乗りにくい人は目押しで押す以外にないのだが、慣れてきてリズムパターンが読めるようになったら、しっかりタイミングをつかんでいこう。特にEXPERTのスコアアタックにチャレンジしている人ならば、ここの部分が高スコアを取るポイントになってくるはず。
続いて、後半にも登場するこの譜面を。
1小節目に出てくるような6連符タイプの頭拍が切れたパターンは、目押しだとタイミングがとりづらい。やはり曲の流れに逆らわないようにうまく乗っていくことが必要。また4小節目に出てくる9連符などのように、ところどころに不規則なテンポの階段譜面がまぎれ込んでいるのもこの曲の特徴。基本リズムはワルツだが、どちらかというと6拍子の方がとらえやすいので、BGのテンポをよくつかむこと。
<中盤>
中盤に入ってすぐの以下の譜面。
これといって難易度が高い譜面ではないが、ここから先は1小節目の頭にあるようなハネを含む階段譜面がよく出てくる。ハネとは、いわゆる16分や32分などのおまけのオブジェのことだが、具体的には1小節目アタマの5番についている6番のようなものである。EXPERTのスコアアタックなどではこのような細かい部分の得点差もランキングに響いてくるので、きちんとタイミングを合わせて取りに行こう。
続いては、こちらも9連符の階段譜面。
この手の細かい階段譜面は、片手では取りづらいかもしれない。無理せずに両手で取るのが無難だと思うが、この際に注意したいのが、9連符というリズム。特に階段が細かいので、16分のタイミングで早めに押しがちなので、ここもタイミング命で慎重に叩きたい部分である。
<終盤>
序盤に出てきた譜面によく似たような譜面が登場するので、特に問題はない。譜面は割愛させていただく。
<最後に…>
以上、今回はスコアアタッカーの観点からこの曲を分析してみた。単純にクリアを目指したいという方は、じっくりと練習を重ねれば決して難しい曲ではないので、階段譜面の多々着方を特に重点に置いた練習を心がけて頑張っていただきたい。また、今回は6拍子という特殊なテンポの楽曲の譜面作成を行う過程で、普段の譜面に挿入しているグリッド(補助線)を削除して作成したため、譜面からではオブジェのタイミングがつかみづらくなってしまった。この場を借りて、この不具合を陳謝いたします。
第47回 研究テーマ:Rislim 攻略 2001年5月31日(木)
ボーカル曲として、やまき的に非常に高い評価を与えている楽曲である。曲の難易度はまるでたいしたことはないのだが、曲がお気に入りなので、ここで採りあげてみた(死)。。この楽曲、隠し曲である「in my eyes」の出現に関わる曲でもあったのだが、今や隠し曲も解禁されており、特に気に入っていなければ選曲する理由もない曲と言える。ん〜、いい曲なのにねぇ。。
<やまき的楽曲難易度評価:★★★★>
<序盤>
序盤だけではなく、この楽曲には24連符のパートが3回登場する。
まぁ、両手で交互打ちでも問題はないのだが、片手の左右連打の方がやまき的にはキレイに叩けるので、そちらがおすすめ。両手で打つときは、ヘタに力まないようにリラックスして臨もう。あまり力みすぎると動きが堅くなってミスしやすくなるぞ。
<中盤>
ひとまずは以下の譜面を。
見てのとおり、それほど難儀な譜面ではないが、ポイントとなるのは4小節目の4連スクラッチと8小節目だろう。4連スクラッチのように、細かく素早い動きを必要とするようなスクラッチ動作と、鍵盤のコンビネーションの時はキー&スクラッチは避けた方がよい。言うまでもなく、どちらかがおろそかになりやすいからである。また、8小節目の後半は見た感じが忙しそうに見えるが、実はそうでもない。7番の4連符と1・5番の同時押しは、1・5番を左手、7番を右手で分けるのがプレイ上やりやすい運指になっているが、直前に4+Sがあり、スムーズに出せるようになるには少し練習が要るかもしれない。
<終盤>
特に問題なし。序盤で挙げた24連符譜面が2回登場するので、ここで大ミスをたたかなければクリアは簡単である。
第46回 研究テーマ:Real 攻略 2001年5月25日(金)
かなり正統派なドラムンベース。余分なメロディラインを鍵盤に割り当てず、ドラム音を中心とした割り当てになっている。また、この曲のもうひとつの特徴は、そのBPMの高さ。おそらく新曲の中では一番テンポの速い曲なのではないだろうか。ちなみにAnotherバージョンについては、残念ながらやまきにはよく分かりません…特に中盤に入る前あたりがさっぱり。。
<やまき的楽曲難易度評価:★★★★>
<序盤>
今までのレポートの中でも、テンポの速い曲の根本的な攻略法には何度か触れたと思うが、まずはそのテンポに慣れること。序盤の導入部は少しオブジェ数も多く、初めのうちは少し手間取るかもしれないが、そこを抜ければ譜面配置的にはかなり易しいものとなっている。ここでひとまずはテンポに慣れてしまおう。
そして、序盤終わり際に登場する、この曲最大の難所が以下の譜面。
運指は実に簡単、1・3番の刻みを左手で、それ以外を右手で叩くわけだが、これが分かっていてもなかなか慣れないと手がうまく動かないものである。やまきも未だにこの部分は苦手。見て分かるとおり、1〜6小節目までは左手はほとんど同じ刻み方なので、こちらは頭で考えなくても自然に手が動くくらいまでに慣れておけば完璧。あとは右手担当の4〜7番の乱打地帯なのだが、テンポが速い曲なだけに、ちょっとでもタイミングがずれてしまうとBAD地獄に陥る可能性大。しかもひっきりなしに続く乱打なので、タイミングの修正が非常にやりづらく、かなりつらい譜面である。しかし、こんなことを言ってしまうと身も蓋もない気がするが、例えここでゲージが2%にまで落ちたとしても、実はこのあとが完璧ならば充分100%クリアが狙えてしまう曲なのだ。そして、それは決して実現不可能ではない。難易度評価が★★★★とかなり低めに設定されている理由はここにある。ただ、EXPERTの場合はここでBAD乱発なんてことになるとゲージを大きく減らしてしまって大問題になるので、EXPERTを狙っている人は、ぜひここも完璧にしておきたい。たくさん練習を積むこと。
<中盤・終盤>
とまぁ、こんなカンジでまとめてレポートされてしまうほど、中盤と終盤はどうでもいい譜面であるわけだ(爆)。。テンポに慣れていればまったく難しくない譜面。序盤を抜けた時点ですでに曲のヤマは越えているので、あとは落ち着いてしっかりオブジェを拾っていこう。それだけでクリア可能な曲である。