第30回 研究テーマ:DXY! 攻略 2001年3月31日(土)
これぞまさしくテクノ、といった感じがする、4th style収録の新曲の中でももっとも難易度の高い曲。ヨコ連打の曲が流行している中で、がっちりとした昔ながらのタテ連打のパートも存在し、ただのリズムパート以外にも流れるようなシンセパートの階段譜面も登場し、持ちうるテクニックの全てを使わないと攻略は難しいと思われる。唯一の救いといえば、テクノというジャンル柄のせいで繰り返し譜面が多いところであろう。このおかげで、譜面を作るのは簡単であった(爆)。攻略にはいくら使ったことか…(涙)。。
<やまき的楽曲難易度評価:★★★★★★★>
<序盤>
導入部分はそれほど難しくはなかろう。導入から最初のフレーズを抜けた後に登場する、以下の譜面がかなり厄介である。
1〜4小節目はスクラッチもからんでいて、かなり難易度の高い部分。ここで大きくゲージを減らす人がほとんどだと思う。よっぽど慣れないと全部のオブジェを取るのは無理だと思うので、無視しても問題のなさそうなオブジェに水色の●をつけた。はっきり言って1〜4小節まではまったく同じ譜面の繰り返しだから、練習を重ねればすぐに運指もマスターできるであろう。左手で「3→2→1」の階段を、右手で5・7番を取る。スクラッチは、厳密にはタイミングがずれているのだが「3→2→1」の階段譜面を取るときに、1番と同時にキー&スクラッチで取ってしまおう。(2P側ぷれいなら、7番と一緒に取る)ちなみに、上で示した無視オブジェ以外を全て取った場合、ゲージはだいたい60%程度残る。さて、5〜8小節目の方は、4〜7番を右手で、1・3番を左手で取る。こちらの方が運指がラクなので、ここでしっかりゲージを回復しておきたい。左手担当の譜面は1番と3番の交互8拍押しが基本なので、右手の動きにつられないようしっかり基本リズムを刻むように。
<中盤>
はっきり言って、中盤全体にわたってゲージ回復ゾーンとなっている。譜面は割愛するが、この中盤には1・7番のタテ16分連打が登場する。ここをおろそかにするとかなりゲージを減らしてしまうので、ここだけ注意して叩くこと。なお、16分連打を抜けた直後はいかのような譜面が登場する。
1〜4小節目はまったく問題なし。5〜8小節目については、1〜3番が左手。「2→3→4」の階段を左手で取る方法もあるが、その部分に続く5番の3拍につなげやすくするために4番だけは5番のアタマ拍と同時に右手で取った方がやりやすいかもしれない。どういうやり方にしろ、ここを抜けるまでにゲージは80%以上にしておきたい。
<終盤>
この曲最大のヤマ場譜面が以下のもの。
1P側プレイの場合なら、左手で取るのはスクラッチと1番のみ。あとは右手だけで取ること。「2→3→4→5→6→7」の階段が取りづらいという人は、2オブジェ同時押しで「2・3→4・5→6・7」の8分押しで無理やり抜けてしまおう。少しでもタイミングがずれるとBADが出るので、コツとしては同時押しで抜ける鍵盤と鍵盤の間で同時押し。32分のズレが生じるが、スコアアタックを狙うならこの技術はマスターすべきであろう。なお、4小節目には無視オブジェを示す水色の●が付いているスクラッチも比較的簡単に取れるはず。ここは無視せず全部の譜面を取りにいこう。なお、2P側プレイの人ならば、左手で取るのは1番と2番の鍵盤。それ以外を右手で。3小節目、階段譜面の途中に登場するスクラッチは無視してもかまわないが、上でも述べた同時押しの技術を使えば、「6・7+S」のキー&スクラッチで取ることもできる。4小節目にいたっては、もはや全部のオブジェを取りきるのは至難の業。ここはおとなしく水色の●で塗ったスクラッチは無視してしまおう。ちなみにクリアの目安としては、この部分を抜けたあとの譜面を全部取れるものと仮定すれば残りゲージ40%程度でも充分クリア可能。逆に言えば、ここを抜けた後もかなりの量のオブジェが降ってくるということになるが…。。やまきの場合は、2P側プレイでスクラッチを2つ無視して、この部分を抜けたあとのゲージ残量は平均で80%くらい。ちなみに理論値は90%なのだが、未だに達成はできていない。さて、この部分を抜けたあとの譜面は割愛させていただくが、くれぐれも気を抜かずに。落ち着けば決して難しい配置ではない。オブジェの量に驚かないで、慎重にひとつずつしっかり取っていこう。全部取れれば、だいたい40%は回復できるはず。
〜最後に〜
4thの最難関ということで、かなり長めの記事になってしまったが、上で挙げた譜面以外は取り立てて難しくなく、基本的な技術だけで乗り越えられる譜面である。初心者にとっては厳しい曲かもしれないが、中級者以上の人はぜひともチャレンジしていただきたいと思う。
第29回 研究テーマ:250bpm 攻略 2001年3月30日(金)
beatmania史上、最も高いBPMを持つ楽曲。この曲の凶悪さは、ハイスピードプレイにおいて露見され、なにしろあまりに高速なオブジェスクロールなので、ちょっと目を離すとついていけずにボロボロになってしまう。しかし、ノーマルスピードプレイにおいては「この曲のどこが★×7なんだ!!」というほど簡単。初心者の方であれば、この曲をプレイする場合にオプションでハイスピードプレイをつけないで選曲すれば充分であろう。しかし、中級以上の方で、「そんなその場しのぎのような攻略方法では、オレのプライドが許さない!!」とお思いのみなさまのために、ハイスピードプレイでの攻略について書こうと思う。ちなみにこの曲も隠し曲であった。出現方法は「どの曲でもいいから、19万2000点以上取ってクリアする」が定説のようだが、コナミの発表では、得点条件はもっと細かい点数であったことが明らかになっている。(19万1???点だったな…よく覚えてないっす。。)
<やまき的楽曲難易度評価:★★★★★★(ハイスピード)/★★(ノーマルスピード)>
<ポイント1:譜面を覚える>
この曲が最大難易度である★×7に指定されている唯一の理由は、曲名にあるとおりBPMが250という驚異的なテンポの速さである。BPM250、すなわち基本4分拍が1分間に250拍であることを意味する。単純計算で、1秒間に4拍弱、すなわち1小節近くが流れるわけである。いかにテンポが速い曲かどうかおわかりいただけるであろう。このような曲を、しかもハイスピード譜面で攻略するのはよっぽど優れた反射神経がないと無理であろう。なにしろ、1秒の間に3拍分のオブジェを叩かなければならないのである。攻略の第1歩として、まずは譜面を覚えてしまおう。冒頭で述べたとおり、ノーマルスピードでプレイするとまったく難しくない曲である。譜面配置はかなり易しく、初心者でも充分叩ききれるはずである。ハイスピードの攻略のために、しばらくはノーマルスピードでプレイして、譜面を覚えてしまうこと。さすがにBPMが高いため、1曲の譜面の長さはかなりのものになるが、完璧に覚える必要はない。譜面を覚えるというよりは、運指法を身につけることが重要なのである。そらでも自然に運指できるまでになってしまえば、この曲の攻略はほぼできたと言えよう。
<ポイント2:スピードに慣れる>
運指がある程度身についてきたら、さっそくハイスピードでこの曲をプレイしてみよう。まず最初のうちは、そのスピードについていけず、せっかく身につけた運指もスムーズに出せないうちに終わってしまうだろう。最初はこれでも全然かまわない。何度も繰り返しプレイを続けるうちに、オブジェスクロールのスピードにだんだん慣れてくるはずである。スピードに慣れてくれば、譜面もだんだん見えてくる。何度もいうとおり、この曲の最大の難点はテンポの速さ。あまりにテンポが速い故に譜面が見にくいため、ポイント1では譜面を覚え、運指を身につけた。あとは、そのテンポの速さを克服さえすれば、この曲の攻略は簡単である。この曲に限っては、運指のテクニック云々よりも反射神経やプレイのセンスなどが重要な攻略要素であろう。
最後に、曲最後で登場する譜面を紹介する。
この曲の中で、もっとも難易度の高い譜面配置となっている部分である。一番難しい鍵盤さばきの部分でさえ、この程度の配置なのだ。いかにこの曲の難しいところが「スピードだけ」であるかがわかるであろう。運指を覚え、スピードに慣れてしまえば、フルコンボも可能。ぜひともフルコンボを目指してがんばってほしい。
第28回 研究テーマ:kamikaze 攻略 2001年3月29日(木)
もともと隠し曲に指定されていた、久々のdj nagureoの楽曲である。かつて、UDX2ndに「dong-tepo No.1」という高難易度のテクノ曲を提供したnagureo氏であるが、この曲はdong-tepoほどの凶悪さもなく、テクノの基本に忠実なくり返しフレーズを多用している。なお、この曲の出現条件は「★×7の曲をボーダーでクリアする」ことで、次のステージから出現となっていた。
<やまき的楽曲難易度評価:★★★★☆>
<序盤>
まったく問題がないであろう。まだどさっとオブジェの降ってこない序盤のうちに、基本フレーズのパターンをつかんでしまおう。この部分で登場するパターンのくり返しが、この曲の基本である。
<中盤>
少し厄介な配置となっている、以下の譜面。
鍵盤だけでなく、スクラッチもからんでいて少し込み合った譜面になっている。運指の基本は、1〜3番を左手、4〜7番が右手である。頻繁に登場する「1→3→2」の16分は、片手でスムーズに出せるようにしておこう。ここの運指法法はいろいろなパターンが考えられるが、自分のやりやすい運指法を見つけだしてほしい。参考までに、やまきの運指方法は「中指→人差し指→中指」となっている。なお、2P側プレイの人なら、8小節目の最後に出てくる「2・5・7+S」の部分は「2・5」を左手で、「7+S」を右手で取る方がやりやすいと思われる。
<終盤>
中盤で登場した譜面が再び登場するので、特に説明はいらないであろう。曲の最後は別パターンの譜面となっているが、これも特に難しい鍵盤配置ではないので、譜面は割愛する。なお、曲全体を通して少し判定が厳しめに感じられる。基本リズムがはっきりしている曲なので、スコアアタックを目指す人はテンポとリズムをしっかりつかんで臨んでほしい。特に片手でさばく16分の部分は、大ざっぱに流さないでリズム通りに叩くように心がけること。1250〜1300点取れれば、かなり正確に叩けていると思われる。
第27回 研究テーマ:LUV TO ME〜UCCHIE'S EDITION〜 攻略 2001年3月24日(土)
まだ7鍵盤タイプのUDXが登場する以前、beatmania 3rd mixにて初登場して大ヒットを呼んだユーロビート「LUV TO ME」のアレンジバージョン。なにげにdisco mixという別アレンジバージョンも存在するのだが、どちらもUDXで楽しむことができる。なお、原曲の方は、beatmaniaVにて楽しむことができる。
<やまき的楽曲難易度評価:★★★★★>
<序盤>
さてこの曲、けっこういたるところで16連シンセタムが登場するが、判定がやや厳しいので無精をせず両手でしっかりタイミングを計りながら叩いた方がいいかもしれない。タイミング的には、やや早めに叩くとGREATが出やすいようである。他に特別厳しい譜面も登場しないので、説明は以上。
<中盤>
サビにさしかかる部分。スクラッチも断続的にからんできて、この曲最大の山場を迎えるが、その中で以下の譜面。
1〜4小節目については特に何も言うことはないであろう。5〜8小節目について、特に最後の8小節目などは、初心者が大きくゲージを減らすところかもしれない。冷静になって譜面を見てみると、スクラッチのタイミングも基本拍で一定しているし、鍵盤配置にも難ありと言うほどのものではないが、実際に叩くとなると一筋縄ではいかないというのが実情かも知れない。この場面の一番の攻略法は、片手で鍵盤操作ができるようになることである。上でも述べたとおり、決して鍵盤配置だけとってみれば難しいわけではないので、充分片手でこなせる。鍵盤を片手で操作できるようになれば、もう片方の手は完全にフリーになるので、スクラッチのみに専念できるというわけだ。8小節目の鍵盤配置は基本拍無視の16分タム打ちなのだが、ここもできれば片手でスムーズに取れるように。
<終盤>
序盤とほぼ同じ譜面配置。ここまで来ればほぼ安心であろう。中盤最後で大きくゲージを減らしていない限りクリアは安泰であるが、この曲にはおまけ(曲が終わったと見せかけて、最後の最後にオブジェが振ってくること)があるので、最後まで気を抜かないように。このおまけを取り損ねてクリアを逃すなどというのは愚の骨頂である。
第26回 研究テーマ:Voltage 攻略 2001年3月21日(水)
ドラム音が中心のビッグビート。初めてプレイする人の度肝を抜く「止まるオブジェ」の演出が斬新だが、それ以外にも最後のオブジェラッシュなどにもかなり手を焼くのではなかろうか。序盤は「止まるオブジェ」のためにBPMが激しく変化し、変則的なテンポを刻むが、曲後半からは正則の4/4拍子となる。全体を通してというよりは、以下で紹介する2場面がクリアに大きく関係する譜面となっている。
<やまき的楽曲難易度評価:★★★★★☆>
<序盤>
この曲の大きな特徴となっている、「止まるオブジェ」の部分の譜面。
止まるのは、奇数番目の小節の1拍目である。実際は完全に止まるのではなくて、ごくゆっくりとオブジェは動いている。かといって、目押しではタイミングを逸しやすく、BPMが元に戻ってからのフォローも遅れがちになるので、タイミングをしっかり把握しよう。BPMはオブジェが止まる瞬間に元の1/4になるので、譜面では16分間隔のオブジェ配置となっているが、実際には4分間隔で叩くことになる。また、BPMが一気に落ちるので、2拍目の鍵盤はよく引きつけてから叩くように。早く叩きすぎるとBADになる。
<中盤>
特に厳しい配置が登場する場面はないし、BPMもテンポも正則に戻るので、何も問題がない。ここでしっかりゲージを貯めておくようにしたい。
<終盤>
オブジェラッシュとなる、一番最後の場面の譜面。
5〜7番がかなり規則的な鍵盤配置になっている。ここがミソ。ついでにいえば、1〜4番の配置も規則性が見られる。左手で1〜4番、右手で5〜7番を担当するのがよい。2小節目の最後〜3小節目アタマにかけての「7→6→7→6→5→4→5」の階段譜面は、2P側プレイヤーには少し忙しい譜面かもしれないが、階段押しで取るよりも「5→4→5」を交互押しで押す方がプレイしやすい。この時、3小節目アタマの1番のフォローが遅れないように。この階段部分に限り、4番を無視する方法も考えられる。
第25回 研究テーマ:minimalian 攻略 2001年3月19日(月)
もともと隠し曲になっていたが、今では解禁されてSTAGE2から選曲できるようになっている。この曲の出現条件はいまいちやまきにもわからなかったのだが、有力説としては一定数以上のコンボを達成することで出現。一部では★×6の曲をクリアすると出現するとウワサされていたが、★×6の曲はSTAGE1で選曲できないのに対して、解禁後はSTAGE2から出現することから、この条件ではないと思われる。んまぁ、今となってはどうでもいいんだけどね…。。
<やまき的楽曲難易度評価:★★★★★★>
<序盤>
初めのうちで少し厄介と思われるのが以下の譜面。
鍵盤がかなり複雑に絡み合っているこの部分、実際にプレイしてみるとなかなか配置を見極めるのは困難かもしれない。こういう譜面の攻略には、何度もプレイして譜面を覚えることが一番重要なのだが、それ以前に基本的なこととして、ミニマル系の楽曲は同じ配置の細かいくり返しが基本になっていることを押さえておこう。これを知っているだけで、意外と攻略の手助けになったりするものである。
<中盤>
それほど厄介な譜面は出てこない。曲全体を通して、8小節ごとにフレーズが変化していくので、曲調やフレーズの変化をしっかり押さえていくと簡単に攻略できることと思う。
<終盤>
最後の8小節の譜面を以下に紹介しよう。
各小節の後半に登場する階段譜面がかなり厄介。特に注意すべきなのは、4小節目と5小節目のつなぎの部分。ここで大きくゲージを減らしてしまうと、あとの譜面でよっぽど性格に叩かないとクリアが危うい。ただ、幸いなことに運指方法は8小節を通じて同じである。主となる階段譜面の「7→5→6→4→5→6」を右手で、副の「3→2」を左手でカバーする運指でOK。前半4小節の副運指と後半4小節の副運指とではタイミングが違う点に注意。慣れてくれば、全部の鍵盤をしっかり取りきれるはず。初めのうちは無視するオブジェがあってもいいが、最終的には全部取れるようになろう。もっとも、どこを無視するかの判断もクリアに関わってくるのだが…。また2P側プレイの人は、階段譜面を右手で取った直後にキー&スクラッチを即座に出せるように練習する必要あり。
第24回 研究テーマ:CHECKING YOU OUT 攻略 2001年3月16日(金)
beatmania史上、もっとも難度の高いヒップホップではないだろうか。曲の途中でBPMが変化するところもさることながら、各所に登場する3連符スクラッチがかなりの曲者。込み合ったスクラッチ譜面になると初心者ほどターンテーブルを闇雲に回しがちだが、この曲はスクラッチ中心なので、回しすぎには十分注意が必要である。
<やまき的楽曲難易度評価:★★★★★★☆>
<序盤〜中盤>
のっけからばんばんスクラッチ譜面が登場する。BPMが緩やかな序盤のうちに、スクラッチをとるタイミングをつかんでしまうことが非常に重要。もともとのテンポはまったく速いものではないので、やや込み合った譜面に見えてしまうが、注意して譜面を見ていると、連スクラッチ譜面でも「16分刻み」と「6連符刻み」の2種類があることに気づくかと思う。また、連スクラッチ部分では、ターンテーブルをしっかり前後に回さないとターンテーブルが反応せず、思わぬミスの連発を呼ぶことになる。なお、これは曲全体を通して言えることだが、鍵盤配置にはまったく難度の高い場面が存在しない。やはりスクラッチの取り方がものをいう曲であろう。
<終盤>
終盤に入ると、BPMがいきなり倍に跳ね上がる。その部分の譜面を全部紹介してみよう。
この通り、譜面のほとんどがスクラッチで占められている。この場面の厄介なところは、譜面の落下速度が尋常じゃなく速い上に込み合った譜面になっているため、空打ちが許されないところである。込み合った場面で一度空打ちを出してしまったが最後、一連の譜面ラッシュでBAD連発となり、大きな失点を招く。この場面のスクラッチの基本タイミングは「3連符刻みの中抜き」。そのタイミングは譜面落下速度が変わっても序盤のタイミングと変わらない。落ち着いてオブジェをよく見ながらターンテーブルを回そう。どうしてもオブジェに対してターンテーブルを早く回そうとしがちだが、これは空打ちを招く要因になるので、むしろこの場面は気持ち遅めにスクラッチを狙った方がいいかもしれない。それから細かいことだが、ここにも微妙なところで「8分刻み」タイミングのスクラッチ譜面が存在する。上でも述べたとおり、ここでは空打ちには厳重注意。8分刻みの部分を3連符のタイミングで回してしまうと間違いなく空打ちになるので、よく譜面を見るように。なお、クリアの目安としては、この高速落下地帯を抜けた時点で、ゲージが70%も残っていればほぼクリア確定。ただし、この部分を抜けた直後にBPMが元のBPMまで落ちるので、BPMの変化に惑わされずにしっかり鍵盤を取ること。最後の最後も鍵盤配置にまったく難しいところはない。
第23回 研究テーマ:empathy 攻略 2001年3月14日(水)
やまき、イチ押しのドラムンベース。★×7の楽曲としては多少物足りないかもしれないが、その分初心・中級者にとってはお手頃な曲である。途中でBPMが変化する部分もあるが、特にクリアに支障が出ることはない。なお、LIGHT7モードだとオブジェ落下速度は変わらないが、7KEYSモードだとBPMの変化に伴ってオブジェ落下速度が変化する。
<やまき的楽曲難易度評価:★★★★★☆>
<序盤>
中盤にさしかかるまでの、以下のようなオブジェラッシュ。
BPMがやや高い曲なので、最初のうちはついていきづらい部分かもしれない。また、この譜面の直後にBPMが半分に落ちるため、そこで引っかからないように。
<中盤>
BPMが元に戻って、しばらく後に登場する以下の譜面。
初心者ほど、こういう譜面が出てくると適当に左右の交互打ちですり抜けられるだろうとタカをくくって、めちゃくちゃに叩いてしまいがちなのだが、ここはそれほど単純ではないようだ。まずは譜面を研究して、叩き方を研究してみよう。おまけのようにくっついている青鍵盤が、単純な左右の交互打ちを巧妙に妨げているのがわかるであろう。
<終盤>
上の譜面の直後に出てくる、以下の譜面。
1〜3番までの配置に注目。1・2小節目と3・4小節目、同じく5・6小節目と7・8小節目はまったく同じオブジェ配置になっているのがわかる。ここをまず、肝として押さえていただきたい。ここで初心者のためにぶっちゃけた話をさせてもらえば、この部分に関しては4〜7番の鍵盤を全て無視しても充分クリアは狙える。したがって、1〜3番のラッシュをキレイに叩けるようになってさえいれば、この曲はほぼクリアしたも同然と言える。クリアの条件は、この後に登場する譜面を全て取れるものと仮定して、この部分を抜けた時点でゲージが50〜60%残っていればよい。むろん、中級者以上の方は、この部分は充分フルコンボを狙っていける譜面なので、それを目標にしていただきたい。