第4回 研究テーマ:ギターフリークス 概論 2001年2月6日(火)
今回は、いただいた研究レポートリクエストにお応えして、ギターフリークスの基本的事項を紹介してみたいと思う。私自身、音ゲーの中ではDDRに次いで苦手な機種なのだが、ここで引いたら所長の名が廃る。ひとつチャレンジしてみようと思う。なお、私自身が中級者レベルであるため、内容的に初心者向けのものに仕上げるつもりなので、上級者のみなさまには物足りない内容になってしまうことをここでお詫びしておく。
その1 コントローラーの扱い
基本は左手でピッキングレバーを、右手でRGBボタンを扱うが、これはレフトハンドモードを選択することで逆にすることができる。レフトハンドモードは、プレイモード選択の際にエフェクターノブを回すことで選択できる。ノーマル・レフトハンド共通で、人差し指でRボタン、中指でGボタン、薬指でBボタンを押すのが普通である。
その2 ゲームの概要
画面下部から流れてくる赤・緑・青のオブジェに合わせ、画面上部の判定バーにオブジェが重なる瞬間に各オブジェに対応するRGBボタンを押しながらピッキングレバーを操作する。ボタン操作とピッキングの正確さに応じてCOOL・GOOD・BADの評価が判定され、BAD評価を出すとグルーブメーターが下がる。曲中でグルーブメーターがなくなるとゲームオーバー。beatmaniaシリーズと違って、曲終了時点で少しでもグルーブメーターが残っていればクリアとなる。通常では3曲選曲でき、一定の条件を満たすことでEXTRASTAGEに進むことが可能。さらにEXPERTモードでは条件を満たすことでENCORESTAGEに進むことも可能。
その3 基本テクニック
1)ウェイリング…画面にギターのマークが流れてきた場合、そのマークが判定ライン右方のギターマークに重なる瞬間にコントローラーを立ててプレイすること。得点稼ぎのチャンスである。
2)オルタネイトピッキング…ピッキングレバーの操作法のひとつ。たいていの場合はピッキングレバーを下方向に入れるが、込み合った譜面のピッキングでは下方向へのピッキング連打では追いつかないことがある。そこで、レバーを上下交互に動かす方法を使う。初心者の方はとにかく闇雲にがちゃがちゃとレバーを動かしがちだが、このテクニックのコツは、弾くべきオブジェの数を見極めることである。例えば、4連符ならレバーを(↓↑↓↑)と入れればよい。正確にピッキングを入れることが肝要である。これをマスターできれば、一気にレベルアップできるであろう。
その4 上達するためには
実のところ、このゲームは特に難易度の高いテクニックを必要としないので、上達するには練習を重ねるしかない。テクニックとしても、その3の箇所で挙げたもの程度しかない。まずはオルタネイトピッキングをマスターしてみよう。練習曲として、曲自体の難易度もそれほど高くない「THE ENDRESS SUMMER」などが最適であると思われる。ピッキングに自信がついてきたら、ボタン操作の運指を練習。ボタン操作をスムーズにするには、譜面をある程度覚えてしまうのが一番早い。やはりここでも練習を重ねることが重要であろう。当面の目標として、ノーマルモードのJET WORLDクリアを目指してみよう。初級と中級の境目としてはこの曲が最適であると思われる。「基本の積み重ねが上達につながる」ことを念頭に、レベルアップ目指して頑張っていただきたい。